朝食を食べに、ロビーに降りた。ロビーに常駐しているガードマンが、爆笑問題の小さい方によく似ていて、なぜか私に愛想良く、あれこれ面倒を見てくれる。ニコニコしながら、レストランに案内してくれ、朝食のチケットは、彼が取りに行ってくれた。
海に行くことにした。(台湾ではなくて)タイ湾のマハーチャイまで、列車に乗って。マハーチャイは河口付近の町で、海には面していないけれど、まあいいでしょう。BTSでウォンウィアン・ヤイまで行って、そこから歩いて、鉄道のウォンウィアン・ヤイ駅に行った。ホームの上に屋台がならんで、市場と駅が一体化していた。切符売り場が閉まっていたので、ベンチで待っていると、しばらくして、隣の男が、窓口が開いたと教えてくれた。マハーチャイまで10バーツ(27円)。


マハーチャイ線は、両側に水路が走っていた。このあたりは低湿地帯だと思うので、あちこちに水路があるのかもしれない。線路一帯は、あまり豊かでない感じがした。ゴミが散乱して、スラムのような印象。去年の洪水のせいかもしれない。

(タイのかけ込み乗車は発車してから)


マハーチャイ駅も市場と一体になっていた。駅からでて、鼻をくんくんさせて潮の匂いの方へ歩いていくと、船着場があった。船で川を渡って、バーンレーム駅からメークロンまで行ってみたいが、本数が少なく、帰ってこれなくなると困るので、ここまでにしておく。


「マハーチャイはタイ人ばかりだ」と思った。ホテルがあるスクンビット周辺は、外人と外人向けの店ばかりで、うんざりしたけれど、ここは何ていいのだろう。外人である私がそう思うのは滑稽だが。
その辺を散歩して、屋台でアイスクリームを買って、日陰で食べていると、小学校高学年くらいの男の子が隣りにすわって、にこにこ話しかけてきた。タイ語なのでよく分からないが、「ご飯を食べたいから、20バーツ(54円)くれ」と言っているような気がした。ちゃっかりした感じで、面白半分のこづかいせびりなのだろう。英語で適当に返答すると、「OK、サンキュー」といって行ってしまった。
市場を見てまわった。せっかくだから、何かシーフードを食べたいと思ったが、帰りの列車が気になるので、駅に戻った。駅員らしき人にトイレの場所を聞くと、線路の向うの市場の方を指差した。市場の中はゴチャゴチャして迷ったが、店の人がトイレまで連れて行ってくれた。

15時半ころの列車で帰った。途中の駅でウォンウィアン・ヤイと間違えて降りた。ホームを少し歩いて様子が違うことに気づいた。まだ停車中の列車にあわててもどった。しばらくして、ウォンウィアン・ヤイに着いたときも、ここでいいのかと臆病になって、ドアから外をキョロキョロしていた。車掌が私の肩をたたいて、ここでいいと教えてくれた。
ホテルにもどるのは気が進まなかったので、ここでご飯を食べていくことにした。カオマンガイと水で30バーツ(81円)。学校帰りの小学生がたくさんやってきて、小学生に囲まれながら、食べた。タイは外食文化だなと思った。それから、カキ氷も食べた。


ホテルにもどって、その辺で飲んでぶらついてから、マッサージの店にはいった。隣りのカーテン内の大男は、マニキュアを頼んだらしく、マッサージの人がくすくす笑っていた。終わると、いつのまにかずいぶん遅くなっていた。いっしゅん、店の時計が壊れているのかと思って、腕時計をみた。屋台で夜食をたべてからホテルに帰った。
posted by yanagisawa at 18:36|
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